地震や台風などの災害の対策として水・食料品や懐中電灯などを準備することは
世間一般によく知られていますが
意外と忘れられているのが
現金・しかも小銭の備えです。
災害が起きるとライフラインが止まってしまう事が考えられます。
その中でも電気が止まってしまうとクレジットカードも含め、いわゆる電子マネー系では買い物が出来なくなってしまいます。
電気が止まると店舗レジの機械が使用できません。
しかも、もし電気が開通しても地震などで店舗レジの機械が壊れていたら・・・
もちろん当分の間、クレジットや電子マネーの使用は不可能になってしまいます。
そんな時の為に防災用として現金、とくに小銭を準備しておくことをおすすめします。
じゃあいくらぐらい準備しておけばいいの?
これに関しては正直、正解はありません!
でも一つの考え方として、私のやり方をご紹介します。
災害時の備えに小銭の準備のススメ!でもいくらぐらい必要なの?
停電が長引いてしまった場合、
もっと現金を用意しておけばよかった・・
と後悔するでしょうし、
家族がいる人と一人暮らしの人では、準備する金額も同じではないはず。
現金の準備はその人の状況によりけりで正解はありません。
ですが、一人暮らしとして私が準備している現金はこれのみ!
100均のコインケースに入る分のみを災害用のお金として防災リュックに準備しています。
コインケースに入る分のみ備えとしたのかの理由をお話したいと思います。
災害用に小銭入れ(コインケース)をおすすめする理由
小銭は意外と重たいです。
このコインケース小さくコンパクトですが、ほんとに結構な重さです
多く準備すれば、それだけ安心感はありますが、
例えばその小銭をもって避難所に行こうとした場合、多すぎると重すぎて持ち運びが大変です。
避難所でも貴重品を置いておくわけにはいかないので常に肌身離さず状態だろうと・・・
そのことを考えると、このコインケースが精一杯だと判断しました。
災害用に購入した100均コインケース:セパレートコインケース
NEWセパレートコインケース
硬貨の携帯や仕分けに便利!取り外して使用できるコイントレー
◆サイズ:約118×76×33㎜
◆収納枚数(合計8,620円)
1円硬貨:20枚
5円硬貨:10枚
10円硬貨:30枚
50円硬貨:15枚
100円硬貨:25枚
500円硬貨:10枚
このコインケースの良いところは上のコインケースを取り外して、下に紙幣を入れる事ができることです。
私は千円札を数枚と一万円札も入れています。
災害に備えて小銭を用意すべき理由
- 停電になると電子マネー・クレジットカードが使用できない可能性が高い。
- ATMも作動しなくなりお金を当面引き出すこともできない可能性がある。
- 電気が復旧しても機械自体が破損して使用できない状況もある
- お店がお釣りを出せない場合がある。(千円札で100円の商品を購入し、900円のお釣りがもらえない・・・)
- 大雨などの災害になった場合、紙幣など紙のお札は濡れてしまい使用できないことがある。
これらの事を考えるとやはり現金や小銭の備えは必要でしょう。
災害時に役立つ小銭の種類はこれだ!
全部の硬貨を揃えるのは面倒だなぁ・・・
そんなあなたにオススメなのは
とりあえず500円・100円・10円を用意することです。
この3種類プラス千円札を数枚用意すると安心でしょう。
災害時には500円でシャワーの利用できる施設が開設されたりします。
商品を販売するお店もお釣りがでないように、切の良い金額(1000円や100円など)で販売することが多いそうです。
防災グッズとして現金・小銭の準備を!
ここ数年で急速にキャッシュレス決済の普及が進みました。
私の周りでも現金を持たない人がすごく増えました。
現金をわざわざ持ち歩く必要がなくなり、ある意味とても便利になりましたよね。
ですが、万が一震災やなんらかのトラブルのせいでキャッシュレス決済が使用できなくなることに備えて、現金もいくらか準備しておくことをおすすめします。
そして親元を離れて一人暮らしをしている学生さんや会社員の方はいつでも困った時に実家に帰る事ができるよう、現金で片道の旅費の備えもしておくと安心です。
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